「収入を増やせるように新しくスキルアップに取り組みたい!」
「もっと成長して、新しい仕事にチャレンジしてみたい」
という気持ちはあるけれど、どうせ続かないだろうしなと尻込みしてしまう
というような気持ちで挑戦することを先延ばしにしていませんか?
一般的に新しいことが続く人の方が少ないので、続かないということが理由で始められないのならもったいないです。
私は三日坊主になることも多いですが、それを失敗と考えずにチャレンジするようにしています。
失敗したからこそ学べることもたくさんあります。
失敗も成功も含めて、経験を積み重ねることで、自分の好きなことや得意なこと、興味があることがわかるようになりました。
とは言っても、継続できた方が、成功確率が上がることは確実ですよね。
今日は、私が挑戦する中で知った、やる気に左右されず継続していく方法をまとめて解説していきたいと思います。
この記事を読めば、どうして今まで3日坊主になっていたのかという理由を理解し、自分に合った脱三日坊主の方法を見つけ、継続できるようになります。
今まで「どうせ続かない」と挑戦を諦めていた人もどうかこの記事を読んで、新しいことに挑戦し、キャリアの可能性を広げたり、収入アップにつながる新しいスキルを身につけたりと自分の可能性を広げてください!
誰でも継続マスターになれる3つの方法
スモールステップを使う
新しく始めたことが継続できるようになって、習慣化するまでにだいたい1ヶ月〜2ヶ月かかると言われています。
まずは始めてみないとどうにもなりません。
まずは必ずできそうな続けられることを目標にして、始めてみましょう。
アメリカの心理学者のバラス・スキナーが提唱した学習方法の中で、5つの原理を考えており、その中にスモールステップ学習法があります。
学習の難度があがる中で離脱しないように、優しい内容から少しずつ取り組んでいくという方法
例えばダイエットなら
一日一回ストレッチをすると決めて、やってみる
などです。
「えー、一回なんて誰でもできるんじゃない?そんなじゃ運動にならない」とおっしゃるかもしれません。
始めから目標は欲張らない方がいいですが、余力があるなら、目標以上にやってみても構いません。
しかし、起こりがちなのは
昨日頑張りすぎて疲れたから今日は休みにしようとか、
1日目は張り切っていて、モチベーションも高いですが、三日目くらいになるとモチベーションもどこへやら、痩せようと思った気持ち自体を忘れてしまっていたりする
かもしれません。
始めから高い目標を見て進むよりも、まずは目の前の一歩を出すことを目標にして、必ずできそうな目標を立てて、1週間続けることを目標において取り組んでみると良いでしょう。
もし1週間続けられたら、新たなステップに進めたら良いですし、それでも難しいようならもう少しハードルを下げて、次の1週間を取り組んでみましょう。
要するに1週間続けられる課題(=今の自分にとってちょうど良い課題)を見つけられて、取り組めることが最初の目標です。
継続した結果、自分がどんなふうになっていたいかを具体的にイメージしたり数値化したりする
自分との約束が守れるようになって、1ヶ月くらい取り組め、継続することに慣れてきたら継続した先に自分がどんなふうになりたいかを具体的に考えてみましょう。
「半年で10キロ痩せたい」とか「簿記2級の資格が取りたい」とかという目標が考えついたかもしれませんが、そう思ったのはどうしてですか?
例えば、実はこの前旦那さんに浮気された。
どうして?と問い詰めたら、「そんなおばさんになってよく言えるな」と言い返されて、グサっ。
好きで太ったんじゃないし、子育てしていたら、自分のことを考えるゆとりなんてなかった。よーし、10キロ痩せて旦那を見返してやる!!!
というふうにどうして、新しい自分になりたいと思ったかを具体的に考えるといいでしょう。
そして、そのことを何かに書いておき、毎日見ると、少し弱気になった時にも動き出す原動力にできます。
イフ(if)ゼン(then)ルールで「習慣化」する
このイフゼンプランニングを使えば、やらなきゃといちいち頭で考えなくても、体が自然と新しい取り組みの習慣化に動いてくれる画期的な方法です。
例えば朝、洗濯物を干し終えたら、資格の勉強に取り組むというふうに
「もしXだったらYする」というふうにあらかじめ日々のルーティーンに組み込む方法です。
そう、ご飯食べたり、歯を磨いたり、お風呂に入ったりと同じように行動習慣に取り込むことです。
「えっ、たったこれだけ?」
と思うかもしれませんが、この方法を取り入れると、取り入れなかった場合の2〜3倍も習慣化を達成しやすいということが証明されている方法なんです。
日本では2017年に「やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学」という本で紹介されました。
モチベーションを維持することを考えなくても、自然と行動に移せる方法ですので、皆さんも一度挑戦してみてください。
モチベーションだけでは新しいことが続かない原因
人は安定を求めるように脳が働く生き物
三日坊主、飽き性はあなた自身の問題ではありません。
人間には変化を拒み、現状維持をしようとする 「心理的ホメオスタシス」という働きがあります。
この脳の働きによって新しいことに挑戦して、成長しようとすると 不安や恐怖心といった様々なサインが現れます。
このサインは本人のやる気に関わらずどの人にも現れます。
だから本当は挑戦し始めた時に不安や恐怖に襲われたら、
「成長できてる証拠だ!ラッキー」
くらいに思った方がいいのです。
でも、世の中の90%の人は このネガティブな気持ちを「心理的ホメオスタシス」の働きだと知りません。
だから、 「やりたいって思って始めたけど、そうでもなかったかもしれない」と 思い始めてしまいます。
それでやめてしまうだけならまだいいですが、 ネガティブな気持ちを持つ自分を責めてしまったり、 やめてしまう自分に対して自己不信の気持ちを持ってしまったりします。
例えば50代のあなたならスマホを使い始めた時、どうでしたか?
若い人は感覚的に使いこなしているけれど、 今まで当たり前にあったボタンもないし、
多機能すぎて電話がかかってきているのに出られない。のような
プチパニックになったりしませんでしたか?
「ガラケーが良かった…」
「これからどんどんわからないことが増えていくのかなぁ」
と 不安な気持ちになったりしませんでしたか?
そして、
「私はどうしてみんなができることもできないんだろう」と
自己嫌悪になったり孤独な気持ちになったりしませんでしたか?
心理的ホメオスタシスの働きで、
「知らないことだから調べてみよう」とか
新しいことにワクワクする気持ちの前に不安や恐怖心を感じてしまうのです。
だから ネガティブな感情は自己不信に繋げず、
自分の成長を確認できるものとして捉え、淡々と続けてみましょう。
自転車に乗る時こぎ始めは少しフラフラしますが、少しすると安定して走れますよね?
新しいことを始めることは自転車に乗ることに似ています。
フラフラしていてもこぎ続ければ安定してきます。
私もこの事を知るまでは自分の感情にとらわれていたので、
皆さんの辛さはとてもわかります。
しかし、心理的ホメオスタシスはあなたの敵ではありません。
初めのうちは頑張ることが現状ではないのでマイナスに働いてしまいますが、
そこを過ぎてしまえば、
今度は頑張ることが当たり前になり、
頑張るあなたを応援してくれる心強い味方になってくれます。
最低でもホメオスタシスが味方になってくれるまでに3ヶ月はかかると言われています。
長いなぁと思うかもしれませんが、
まずは3ヶ月、頑張ってみましょう!
初期のホメオスタシスによく出てくる気持ちを3つ挙げてみました。
こんな気持ちになったら要注意!
でもあなたじゃないです!!
脳が「今までと違うぞ」と感じて、ブレーキをかけてきているのです。
①「〜しないといけない」
「さぼっちゃいけない」
「一日一記事ブログを書かなきゃいけない」
「ウソをついてはいけない」 など義務感に取り憑かれたように考えて自分自身を縛り付けてしまうことがありませんか?
多少はどの人も持っている考え方だと思いますが、強くなりすぎると自分も身動きが取れなくなってしまいますし、他責思考に発展して対人関係のトラブルにもなりかねません。
認知の歪みのひとつとされていて、考え方の癖のようなもので、新しいことを始めていつもと違う少し緊張したりストレス状態になるときはその癖が強くなってしまうかもしれません。
② 面倒くさい
人は新しいことを始めたてで
- 楽しさを見出せなかったり
- 苦手だなと感じたり
- やり方がわからない時
- ゴールまでの距離が長いなと感じる時
などに
「めんどくさい」
と思ってしまうようです。
「めんどくさい」は慣れてません!のただのサイン。
能力が高められるチャンスです。
③ 人と比べてしまう
新しいことはわからないことが多く、集中するよりも周りはどうかな』と
気にしてしまうことも、割と多くありませんか?
- 自分に自信が持てない時
- 「認められたい」という気持ちが強い時
- 負けたくないという気持ちが強い時
などによく起こる気持ちのようです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は新しいことを継続する方法と三日坊主になってしまう脳の機能ホメオスタシスについてお話ししてきました。
新しいことを始めるということは脳にとっては負担が大きいことで、危機と感じることだということがわかりましたね。
よくありがちな感情は脳から「新しいことが入ってきたぞー」とサインが出されているということのようですね。
感情さんにフォーカスして、渦に巻き込まれて、新しいことを疎かにならないように
目標をしっかり定めて、「スモールステップ法」や「イフゼンルール」を使って、
少しずつ着実に積み上げていきましょう。
今回も最後までお読みいただいてありがとうございました。